eneloopはなぜ自己放電が少ないのか?

eneloopはなぜ自己放電が少ないのか?

eneloopの特徴の1つに自己放電が少ないことが挙げられます。

自己放電とは電池を使っていない状態にもかかわらず
時間経過によって電池残量が減ってしまう現象です。

自己放電が少ないことで長期間保管したeneloopでも
充電することなくすぐに使用することができます。

5年経過しても70%もの電池残量を残すことができるのは
ニッケル水素充電池の中ではeneloopだけです。

なぜeneloopだけ自己放電を少なくすることができるのでしょうか?

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自己放電が起こる理由

自己放電が起きてしまうのはいくつかの原因があることがわかっています。

電池とは回路に組み込むことで化学変化により電気を生じさせるものなのですが
その化学変化が電池内部で勝手に起きてしまうことがあります。
「正極の自己分解」や「窒素化合物によるシャトル効果」
「セパレータへの導電性化合物析出」などがあります。

eneloopが登場する以前のニッケル水素充電池では
これらの現象により2年ほどで電池残量が0%になることもあったのです。

研究によって素材を改良化

eneloopでは素材の組成を改良することで自己分解を防ぐことで
自己放電の影響を限りなく少なくしています。

正極の自己分解に対しては新組成正極活物質、新組成正極添加物
新組成電解液といった特許技術により自己分解を抑制しています。

セパレータへの導電性化合物の析出には超格子合金、新物性セパレータがあります。
コバルトやマンガンといった自己分解を起こす物質を含む素材を使わずに
電池の作用に必要な効果を持つ新たな水素吸蔵合金を使っているのです。

シャトル効果についてもセパレータの改良により抑制効果を高めてあります。

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まるで乾電池のように使えるニッケル水素充電池

ニッケル水素充電池は自己放電のために乾電池のような使い方ができませんでした。
保管している間に電池残量がなくなってしまうので
使う前に充電をしなければまともに使うことができないからです。

先ほど挙げたような技術革新によって
ニッケル水素充電池の持つ欠点を克服したことからeneloopは無事に誕生しました。

そして、その大きな進化からニッケル水素充電池の市場を広げていき
世界でも最大のシェアを獲得する流れを作ることができました。

今でも新世代eneloopのための研究開発は続けられていて
ライバルブランドをさらに上回る電池持ちのよさをキープし続けています。

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