eneloopを長持ちさせる4つのポイント

eneloopを長持ちさせる4つのポイント

eneloopを長持ちさせる使い方を紹介します。
使い方を工夫するだけでより長くeneloopを使い続けることができます。
面倒な手順もなく、頭の隅に置いておくだけでも実践できるものばかりです。
電池持ちがよくなる利点もあるので参考にしてみてください。

goodhand

一緒にセットで使うものはグループ分けしておく

電池を使う時には2本や4本のセットで使うことが多いですよね。
eneloopを使う時には予めセットとして使うものを
グループ分けしておきましょう。

eneloopをグループ分けしておくことで
電池毎の電池容量の差がなく劣化の影響が少なくなります。

電池の劣化があってもグループの電池はどれも同じ程度の
電池容量になるので劣化による無駄をなくすことができます。

充電は同じタイミングで

eneloopの自然放電はかなり少ないものの
影響が全くないわけではありません。
グループを作っていても充電のタイミングのズレによって
電池の充電量に差が生まれてしまうことがあります。

そうすると片方の電池が使われすぎるなどで劣化にも差が生まれます。
一度グループを作った電池は使う時だけでなく
充電をする時にも一緒に使うほうがeneloopは長持ちするでしょう。

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使う機器を決めておく

このeneloopはこの機器に使うと最初に決めておくことが望ましいです。
機器の消費電力によってeneloopへの負荷に大小がありますので
寿命を縮める原因になることがあります。

ここではグループ化をしておくことが
eneloopを長持ちしやすいポイントになります。
ただし、2本グループAと2本グループBから
4本グループCを作るといったことがあると
グループ間の劣化の差を生むことになります。

eneloopを使う機器も含めて最初に決めておくことが大切です。

使いすぎに気をつける

ニッケル水素充電池では過放電という現象によって
電池の寿命を大きく損なう問題点があります。
過放電とは使えない状態になってもまだ使い続ける行為などで発生します。

eneloopでは過放電の問題点についての影響をかなり抑えてはあるものの
より長持ちさせるためには過放電は防ぐように使い方を工夫しましょう。

注意したいのはライトやラジオのような電池がなくなる
ギリギリまで使い続けることのできる機器の使用です。
電池切れの兆候が出てきた時点で電池を充電するようにしましょう。

ただし、携帯ゲームやデジカメのようなある程度電池がなくなると
動かなくなるような機器であれば心配する必要はありません。

スペーサーを使えば電池のサイズを変えられる

スペーサーを使えば電池のサイズを変えられる

eneloopを単1サイズや単2サイズの電池として使う方法があります。
それはスペーサーというものを利用して
単3のeneloopを単2電池と同様に使えるようにするものです。
スペーサーを使うとどんなことができるのか紹介していきましょう。

Panasonicスペーサー

スペーサーを使って電池を大きくする

スペーサーの最も一般的な利用法としては
すでに持っている単3を使って単1や単2などの
さらに大きな電池として使うことです。

eneloopには過去に単1や単2サイズの充電池が発売されていて
単1や単2サイズのニッケル水素充電池がないわけではありません。

それでも、単3のeneloopをスペーサーを使って使い回せれば
その方が安い値段で使えますしお得です。
スペーサーを利用することには経済的な利点もあるのです。

他社製品のスペーサーについて

スペーサーを選ぶ際に気になると思うのですが
他のメーカーから発売されたスペーサーもたくさんあるんですよね。
eneloopならeneloopブランドのスペーサーでないとダメなのでしょうか?

実はスペーサーのメーカーによる違いはほとんどありません。
ただし、寸法の違いによって場合によっては
電池がうまく入らない可能性もあります。
eneloopを発売しているPanasonicのスペーサーでは
eneloopと充電式EVOLTAに対応していますが
両ブランドのハイエンドモデルには使用できないと表記があります。

特にeneloop proや充電式EVOLTAの黒と金カラーの充電池を
使っている場合には気をつけた方がよさそうです。
eneloopのスタンダードモデルやお手軽モデルのeneloop liteなら
他社のスペーサーでも使えるものがたくさんあります。

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スペーサーを使うと電池持ちが悪い?

スペーサーを使っても単3の電池持ちが
単2サイズや単1サイズにまで大きくなるわけではありません。
単3サイズの電池よりも単2サイズの電池の方が
電池容量が大きいことから電池持ちが悪く感じることもあるでしょう。
それは容量の小さい単3サイズの充電池を使っているからです。

スペーサーによっては単3を2本入れることのできるタイプもあるので
電池容量が重要な場合には格納できる本数をチェックして
スペーサーを選ぶようにするといいでしょう。

時計などの消費の少ないものなら、まず問題はありませんし
LEDライトでも数時間使う程度であれば単3でも電池持ちは十分です。
使うたびに充電をすることで電池切れは防げます。

eneloopを使ってはいけない機器について

eneloopを使ってはいけないシーン

eneloopのようなニッケル水素充電池は水中で使う機器には
使ってはいけないことを覚えておこう。

なぜなら、電池が過放電されたり過充電された場合に
eneloopの内部にガスが発生するからだ。

水中ライトなどの機器ではガスの逃げ場がないために
ガスがたまってしまうことが危険なのだ。

ガスの正体は可燃性ガスの水素ガスなので
爆発事故などに繋がることが考えられる。

ストーブの使用も避けるべきだ。
可燃性のガスがeneloop出てくるので
ストーブの点火装置用の電池には使わない方がよい。

eneloopを使うべきでないもの

水中ライトや水中カメラ
その他水中で使うもの
ストーブやガスコンロなどの点火装置

水素ガスはどこから出てくる?

eneloopには水素ガスを逃がすための空気穴が用意されている。

今売られているeneloopにも+極側に空気穴があるのだが
見えないように工夫されていてそのままでは確認できない。

古い世代のeneloopでは+極の出っ張りに穴があるのが確認できる。

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画像の青い丸の中央にある三角形のような形をした部分が
eneloopが水素ガスを排出するために用意された空気穴だ。

今の世代ではこの穴はなくなっていて
表面カバーの隙間からガスが放出されるようになっている。

他の充電池はダメでもeneloopならOKな用途

ニッケル水素充電池では過放電(電池が空なのに使い続けること)をしてしまうと
充電が行えなくなるような故障の原因になることが知られている。

だが、eneloopでは過放電に対して耐性を持っているので
他の充電池では使えないような用途でも問題なく使えるようになっている。

例えば、懐中電灯のようなものが過放電の原因になりやすい。
スマホやカメラなどのように電圧の低下を検出して過放電を防ぐ仕組みがないからだ。

eneloopでは過放電に強いため、空になった状態で
懐中電灯などを使ってしまっても壊れる心配がない。

「ですが、エネループは過放電に対して非常に強いという特徴があります。私たちが行なった試験では、エネループを機器に入れて60℃ぐらいの温度で使い、1週間も2週間も放置し、ほとんど0V近くまで過放電させたのですが、充電すると100%回復して性能がほとんど劣化しません」
そこが知りたい家電の新技術開発者に聞く、ニッケル水素電池「eneloop」がやっぱりスゴい理由

私も実際に懐中電灯でeneloopを使用していて
知らずに過放電をさせてしまったことがあるが
使えなくなるような故障は一度も起きていない。

世代の違うeneloopを混ぜて使うことはできるのか?

世代の違うeneloopも一緒に使うことができる

新しいeneloopを購入した時などに悩みの種になるのが
古いeneloopと新しいeneloopを混在させていいのかどうかだ。

いくつもの世代が発売されてきたeneloopだが
実は別の世代を一緒にして使うことができるようになっている。
eneloopMazemaze

なぜeneloopは世代を混在させても大丈夫なのか?

一般的には電池を混在させて使うことはあまり望ましいとは言えない。
eneloopのようなニッケル水素充電池や
安価に入手可能なアルカリ乾電池でも同じだ。

なぜ混在してはいけないのかと言うと、
それぞれの電池容量の違いにある。

例えば、2000mAhの電池と1000mAhの電池を2本一緒に使った場合
全体としてみると1000mAhの電池容量しかないことになる。

片方が電池切れしてしまったため
もう一方にいくら電池残量があっても意味がないためだ。

デジカメのような一定の電圧が必要な機器においては
電圧の不足によって機器が動かなくなってしまう。

eneloopは代々同じ電池容量になるようにしている

eneloopが混在して使用できるのは世代が変わっても
電池容量をmin 1900mAhで変わらずに保っているためだ。

従来のeneloopと新世代のeneloopを混在して使用しても
電池容量の差がないため無駄なく使用することができる。

eneloopの電池容量を変えない様子をみると
第2世代の時の方針が今も継続していることがわかる。

とくに今回の新モデルは旧モデルと容量が変わらないため、
同時に使用しても性能低下などにはつながらないという。

容量を変えなかったことの理由の1つは、
このような混在利用するケースに対応するためともしている。
三洋、繰り返しサイクル数が1.5倍になった新型eneloopを発表 – 家電Watch

混在使用を活かした活用法を見つけよう

混在使用を前提に作られているeneloopだが
自然放電特性の改良などの恩恵を受けるためには混在はすべきではない。

混在して使用すること自体には問題がないということを覚えておくと
eneloopをより効率的に活用できるはずだ。

使わなくなったeneloopを組み合わせて使用するなどして
eneloopの最大の特徴である繰り返し回数の多さを活かすといいだろう。

eneloopの繰り返し使用回数

eneloopの繰り返し使用回数

eneloopの繰り返し使用回数は
スタンダードモデルで約2100回を実現しています。

eneloop繰り返し使用イメージ

電池容量1900mAhを持つ充電池の中で
2000オーバーの繰り返し使用回数を公表しているのはeneloopだけです。

他の競合する各社充電池を見ると
約1000~1800回の繰り返し使用回数に留まっています。

性能を見てわかるようにeneloopは
豊富な電池容量と繰り返し使用回数の多さを
両立した優れた充電池です。

スマホやケータイとの比較

繰り返し使用回数をイメージしやすいように
みなさんが普段持ち歩いている
スマホやケータイの充電池と比較してみましょう。

スマホやケータイで使われているバッテリーも
基本的な仕組みは充電池と同じで
繰り返し使用可能な回数がある程度決まっています。

例えば、スマホの中でも人気の高いiPhoneの
繰り返し使用回数は約500回です。

スタンダードモデルeneloopの約2100回と比べると
4分の1とかなり低く感じますが
それでも2日に一度の充電で約3年の繰り返し使用が可能です。

eneloopをスマホやケータイと同様に
酷使した場合でも約12年も持つので
eneloopの約2100回という数字の持つ意味がよくわかりますね。

使い方によって一生ものになることも

実際にeneloopをどんな風に活用するかによって充電回数も違います。

つまり、12年よりもさらに長期間に渡って使い続けることも可能です。

私の使い続けているeneloopも買ってから5年以上経過したものの
eneloopの大きな電池容量のおかげで充電回数が少ないので
単純計算ではあと10年以上使い続けられるようです。

使い方によっては一生ものににもなるeneloopの繰り返し使用回数は
「いつまでも使い続けられる」という安心感があります。

eneloop liteはさらに繰り返し使える

もしも、eneloopを充電する回数が少ない使い方をしている場合には
お手軽モデルのeneloop liteを選ぶといいでしょう。

eneloop liteは電池容量を落とした代わりに
繰り返し回数を大幅に増やしたモデルです。

電池容量はスタンダードモデルよりも半分以下の950mAhとなっていますが
繰り返し使用回数が約5000回とスタンダードモデルよりも
2倍以上の繰り返し充電が可能になっています。

一本あたりの金額もスタンダードモデルより
低くなっているのも魅力的です。

スタンダードモデルでは必要以上に電池容量があり余る
といった状況ではeneloop liteへの切り替えを行うのもいいでしょう。