パナループ

パナループ

パナループとはPanasonicロゴのeneloop、もしくはPanasonic製の充電池の俗称である。

Panasonicデザインのeneloop

Panasonicの発売するeneloopの俗称の1つにパナループがある。Panasonicが発売する第4世代以降のeneloopのことを指す。カバーにPanasonicのロゴが印刷されているのが特徴。企業買収によりeneloopの初期から2012年までeneloopブランドを有していた三洋電機から、その三洋電機を買収したPanasonicへとeneloopブランドが移譲されたことが影響している。ブランド移譲以降に発表された第4世代eneloopではデザインが大きく変更されてeneloopロゴが小さくなり、Panasonicロゴが大きく印刷されたデザインになった。

Panaloop_BK-3MCC2Panaloop_BK-3MCC

なお、三洋電機がPanasonicに買収された2012年以降しばらくの間SANYOブランドのeneloopが引き続き発売されていた。それらは三洋電機から発売された第3世代eneloopと同じためパナループとは呼ばれていない。

Panasonic製の類似充電池

Panasonic製のニッケル水素充電池の俗称の1つにパナループが含まれる。eneloopが発売開始された2005年以降にPanasonicが発売したニッケル水素充電池HHR-3MPSなどが該当。eneloopとの直接的な関係はない。eneloopよりも後発に発売された充電池であり、eneloopとよく似た性能を持っている。現在は生産終了している。ブランド名はなく緑色の配色があることから緑パナなどとも呼ばれている。

Panaloop_HHR-3MPS4B

アルカリ乾電池

アルカリ乾電池

アルカリ乾電池は一次電池の1つである。
アルカリマンガン乾電池とも呼ばれる。

二酸化マンガンや黒鉛、亜鉛、水酸化カリウムの水溶液などで構成される。

alkaline

特徴

  • 電池が終わったら使い捨てる
  • 安価で入手性が高い
  • 機器によって電池持ちが変わる
  • 電圧が高め

アルカリ乾電池ではニッケル水素充電池ほどではないが
自己放電による消費が起こる。
また、アルカリ乾電池の内部抵抗が大きいために
大きな電流を必要とする機器の使用は向かない。
逆に、小さな電流で済む場合には電池持ちがよくなる。
例えば、デジカメのストロボなどにはアルカリ乾電池は電池持ちが悪く
TVリモコンや時計では電池持ちが良い。

他の電池との違い

以前は当時主流だったマンガン乾電池よりも高価だったが
今ではコストが抑えられ安価になり、値段の差はなくなっている。
アルカリ乾電池はマンガン乾電池よりも多くの点で優れているため
腕時計のような特定の用途以外はアルカリ乾電池の方が向いている。

電圧が1.5Vと高めなので懐中電灯などでより明るく点灯する。
(ニッケル水素充電池では1.3V)
ただし、電池の消費と共に電圧が下がってしまう。

ニッケル系一次電池

ニッケル系一次電池

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ニッケル系一次電池とは一次電池の1つである。
2002年より日本で生産が開始された。

アルカリ乾電池よりもさらに改良がなされており
長寿命化されているのが特徴。
幅広い用途で使えるのでアルカリ乾電池と同様に
様々な機器で使用されている。

日本ではPanasonicのオキシライド乾電池などが
ニッケル系一次電池として知られる。
なお、すでにオキシライド乾電池の生産は中止されている。

特徴

ニッケル系一次電池の特徴の1つに
電圧の高さが挙げられる。

  • 初期電圧1.7V
  • 公称電圧1.5V
  • 終止電圧1.0V

アルカリ乾電池と比較すると0.1Vほど電圧が高め。

機器によってはアルカリ乾電池の電圧を想定しているため
電圧の高さによる故障が起きることがある。

リチウム電池

リチウム電池

lithiumcoin
リチウム電池とは金属リチウムを利用した一次電池の1つである。

コイン型の電池として広く普及している。
単3型や単2型のリチウム電池も存在する。

なお、名称のよく似た電池に
リチウムイオン電池・リチウム二次電池などがある。

特徴

lithium
リチウム電池には素材により種類が分けられる。

  • フッ化黒鉛リチウム電池
  • 二酸化マンガンリチウム電池
  • 塩化チオニルリチウム電池
  • 硫化鉄リチウム電池
  • 酸化銅リチウム電池

なお、素材の違いにより電圧が異なる。
例えば、最も一般的な二酸化マンガンリチウム電池は
公称電圧が3.0Vと一般的な乾電池の2倍にあたる。

リチウム電池は高い電圧や電池容量の大きさ、低音への強さがあり
小型化や大容量かに向いている特性がある。

そのため、コイン型リチウム電池のように
時計やメーターなどの電源として用いられることが多く
交換の難しいものに使われる傾向がある。

アルカリボタン電池

アルカリボタン電池

alkalicoin
アルカリボタン電池とはボタン型のアルカリ電池である。
アルカリ乾電池と同様に使い捨ての一次電池。

他のボタン型電池と比べ、素材が安価であることから
おもちゃのようなものに使われることがある。

同じボタン型電池には他にも
リチウム電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池、水銀電池などがある。

特徴

アルカリ乾電池と同様に二酸化マンガンが使用されており
公称電圧もアルカリマンガン乾電池と同じ。

  • 公称電圧 1.5V

他のボタン型電池と比べると電池容量が少ないが
アルカリ乾電池同様に小電流の用途に向いている。
そのため、おもちゃ以外にも
パソコンのバックアップメモリ用電池などに使われる。

酸化銀電池

酸化銀電池

silveroxidecoin
酸化銀電池とは酸化銀などで構成された一次電池である。
正極側には酸化銀、負極側には亜鉛と水酸化ナトリウムが使われている。

酸化銀電池はボタン型電池として使われることがほとんどで
後述する特徴からも小型の機器向けの用途に向いている。

特徴

酸化銀電池は公称電圧が1.55Vと高めで
電圧降下が少ないことが特徴。
つまり、安定した電圧を必要とする精密機器のための
電源として優れている。

また、自己放電が極めて少なく腕時計などの
経年劣化による影響を受けやすい用途などに向いている。

ただし、素材である酸化銀が高価であるため
リチウム電池やアルカリボタン電池などで代用されることも多い。

空気亜鉛電池

空気亜鉛電池

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空気亜鉛電池とは亜鉛を使った一次電池である。
空気中の酸素と反応させることから空気電池とも呼ばれる。

負極側に亜鉛と水酸化カリウムが使われている。
正極側は電池のカバーを外すことで
空気中の酸素が供給されるようになっている。

特徴

空気亜鉛電池は正極側を構成するスペースがほとんど必要ないため
より容量の大きな電池にすることができる。

カバーを一度外してしまうと元に戻しても
電池の消費を止めることができないことがデメリット。
また、周りの空気の影響を受けやすく
環境によっては寿命や性能に違いが出てしまう。

補聴器に使われることが多い。

ニカド電池

ニカド電池

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ニカド電池は二次電池の1つである。
水酸化ニッケルや水酸化カドニウムなどで構成される。

ニッケル・カドミウム蓄電池、カドニカ電池などとも呼ばれる。

ニッケル水素電池よりも以前に使われることの多かった二次電池で
自己放電など、使用する上で不便な点が多かった。

モーターなどの大電流を必要とする用途で使われる。
おもちゃのラジコンや掃除機など。

特徴

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  • 大電流特性
  • 自己放電に弱い
  • メモリー効果
  • カドミウム(有害物質)が含まれる

ニカド電池は大電流時に優れた特性を持つため
コードレス機器のバッテリーとして使用される事が多い。

自己放電やメモリー効果により

ニッケル水素充電池

ニッケル水素充電池

ニッケル水素充電池とは二次電池の1つ。
アルカリ乾電池などの一次電池の代替として普及している。

オレンジ色のリサイクルマークが電池に印刷されている。
水酸化ニッケル、水素吸蔵合金、水酸化ナトリウムなどから構成される。

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特徴

二次電池の中でもニッケル水素充電池にはいくつか特徴がある。

  • 充電することで繰り返し使える
  • 容量密度が比較的高い
  • メモリー効果の影響を受けやすい
  • 自己放電が多い
  • 密閉状態では使用不可
  • 過放電による故障がある

ニッケル水素充電池は今では様々な機器に使われるようになった。
ニッケル水素充電池は一定の電圧を保つことに長けているため
デジカメやパソコンなどの一定の電圧を必要とする機器に向いている。
内部バッテリーとしてニッケル水素充電池が使われることもある。

自己放電については現在では改善されており
eneloopなどの自己放電の少ないニッケル水素充電池が発売されている。

繰り返し充電して使える回数は500回程度から5000回程度と幅広い。

使用上の注意

ニッケル水素充電池では使用方法を誤ると
破裂や液漏れや故障などの不具合が起こる。

  • 他の二次電池の充電器で充電しない
  • 電池残量が少ない時には再充電するまで使用を控える(過放電防止)
  • 密閉状態で使わない(水中ライトなど)
  • 時折最後まで電池を消費するようにする(メモリー効果対策)

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池は水酸化ニッケルと
水素吸蔵合金で構成される二次電池である。

ニッケル・水素充電池、などとも呼ばれる。

eneloopや充電式EVOLTAなどはニッケル水素電池である。

Panaloop_BK-3MCC2

特徴

ニッケル水素電池よりも以前に使われていた
ニカド電池の持つ問題を解消していることが特徴。
今ではニカド電池からニッケル水素電池への置き換えが済んでいる。

  • 電池容量が大きい
  • カドミウムを含まない
  • 自己放電がより少ない
  • メモリー効果の影響がより少ない

これらの特性と、eneloopのような自己放電・メモリー効果の問題を
より抑えた電池の登場により普及が進んだ。

recycle_ni-mh

ただし、いくつかデメリットもある。

  • 電圧が低い(公称電圧 1.2V)
  • 過放電に弱い
  • 破裂する危険性がある
  • 密閉状態での使用ができない

一般的な電池よりも公称電圧が低いため
懐中電灯などで少し暗くなってしまうなどのデメリットがある。
また、過放電による電池の損傷の影響が大きく
使用を誤ると電池が使えなくなるなどの故障が起こる。

その他の点においてはアルカリ乾電池と同様に使うこともでき
幅広い用途で使うことができる。